ジャイロX(UP、キャノピー)を売るなら知っておきたい査定額と買取り相場

ホンダ

jyrox「ジャイロXを高く買取ってもらいたい」または「ジャイロXを売却する際、どんな部分がチェックされるか知っておきたい」

当ページはそんなオーナーさんに向けて書いています。

 

今日はカスタムベース、ビジネス、配達車両…と様々な用途に人気のスクーター・・・ホンダのジャイロXをはじめとしたジャイロ・シリーズ売却のポイントについて書きます。

ヘルメット着用義務のない、ミニカー登録された、青ナンバーのジャイロXもよく目にしますね。

そんなジャイロ・シリーズは、中古市場でも人気の高い車種、程度のよいジャイロとなれば、入庫した途端に買い手がみつかる…というケースも多いようです。

ですがロングセラー車種だけに、売却時の査定額は非常に幅広く、バイク売却に慣れていない方の場合、相場より大幅に安く売却してしまう可能性もあるでしょう。

そこで今回は、ジャイロX、ジャイロ・キャノピー、ジャイロUP売却の注意点や失敗しないポイントを書いておきます。

今回の記事で売却前にしっかりと愛車売却時のポイントや注意点を身につけて、少しでも高値で売却してください!

ジャイロXを売る際の注意点

まずジャイロXを大きく分けると、2008年以前の2ストモデルと排ガス規制によって変更されたそれ以降の4ストモデルに分けることができます。

またその変更時に地味ですがリアタイヤのサイズアップやチューブレス化もなされました。カスタムベースとしては大した嬉しいモデルチェンジとはいえませんが、一般的な配達やビジネスユースとして考えた場合、すべてファインチューンだといえます。

なので2008年以降のジャイロに関しては、購入層を考えても、ドノーマル状態が必須条件だといえます。配達やビジネスユースのお客さんにとってワイドタイヤやオリジナル・ペイント、ヘッドライトの交換等はそもそも必要ありませんし、できれば購入したくありません。

もし高年式のジャイロでそこそこ手を加えてしまった場合、残念ながら大手のバイク買取店や中古販売店では希望どおりの査定額は厳しいでしょうね。素直にジャイロのカスタムに強い店舗に持込んだ方が賢明だと思います。

高年式でノーマル状態を維持しつつ、綺麗に乗り続けてきた車両の場合は、基本的にどこに持ち込んでもそれなりの査定額は期待できるのでご安心下さい。

では低年式の場合です。今となっては全年式のジャイロがカスタムされていますが、とくに排ガス規制前の2ストジャイロはミニカー登録前提のカスタムのベースに使用する人が多いような気がします。

その手のユーザーさんは大半がフルカスタムしちゃいますので、カスタム内容によっては大きな減額されないパターンもでてくるかと思いますね。そもそも高額査定は厳しい車両ですが、一般的な同年式のスクーターなら0円という状態でもジャイロなら幾らかにはなる…という感じでしょうか。

 

ジャイロXの中古相場から買取査定額を考える

もしかしたら愛車のジャイロXの売却に際し、ネット上で簡単に査定額を知ることができるオンライン査定等を利用される方もいるかと思います。

ですが、あの手のオンライン査定サービスは実際の本査定につなぐための買取側の営業戦略という部分もあります。

常識から考えても、オンライン査定の数字で買取したら完璧に赤字ですからね…査定当日にガッツリ減額される心の準備はしておいた方がいいかと思います。

もし愛車のジャイロXやジャイロUP、ジャイロキャノピーを査定額や買取相場を事前に知りたい場合、逆にジャイロの中古車両の相場とかをみて考えた方が間違いと思います。

ジャイロXの査定額・買取相場の中心は2万~10万円

では実際に全国の中古市場に流通しているジャイロXの相場を見てみましょう。

現時点、最安値では5万以下が数台、最高値のジャイロとなれば30万以上の車両もチラホラ販売されているようです。もちろん30万の中古ジャイロXの場合、程度が極上かカリカリにフルカスタムされたモデルでしょうね。

もっとも多い価格帯としては5万~20万弱という感じになっています。ジャイロくらい長期間にわたって販売されている車種だと年式不明という車両が非常に多いようですね。

上記の数字を考えた場合、ざっくりと中古販売価格の半値が買取相場や査定額と設定すれば、約2~3万から10万程度がジャイロXの査定額の中心になってくるかと思います。けっこう厳しい数字ですね。

ただ年式不明の中古車両が多いという部分は、高年式のジャイロを売却されるオーナーさんの場合、非常に大きなアピールポイントになってきます。けっこう強気で交渉しても買取側としては上乗せしてでも積極的に買取ってくれる可能性も高いはずです。

 

ジャイロXが安く査定されるパターン

バッテリー

ではジャイロシリーズが安く査定されるケースを考えてみます。

まず大前提として、排ガス規制前の水冷2ストローク単気筒も、高年式の水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒も、ちょっとやそっとじゃ壊れないエンジンです。

普通のレベルで乗っている限りはそう簡単に壊れないのでエンジン面での心配は要りません(エンジンオイル等のメンテナンスは必須ですが)

もし安く査定されるなら、過走行のわりに消耗部品が適切に交換なされていないパターンが一番多いかと思います。普通の原付きやスクーターにくらべ、バイク好きなオーナーさんが多いジャイロですが、目にみえて消耗がわかるタイヤやバッテリー、ブレーキシュー程度の交換しか行われていない車体が多いようです。

とくに配達やビジネスユースの方は、毎日ガンガン乗られるわりにはオイルフィルター、スパークプラグ、エアフィルターといった部分は無視していたりって多いですからね。

それなりの走行距離を走った車体の場合、Vベルトやウエイトローラーといった部分も摩耗して交換時期に達しているケースも多いので、査定時にチェックされた場合は部品代や交換費用は減額されるはずです。

また個体差が大きいのか、突然のエンジン不調に見舞われるジャイロも稀にあるようで、その場合ステータコイル不良、CDI故障、IGコイル故障、プラグコードといった電気系やフィルターつまり、コック不良、キャブフロート異常といった燃料系が原因のことが多いですね。

もちろん過去にそういったトラブルに見舞われた場合、その時の交換部品等を査定士さんに伝えておいた方が間違いないとは思います。

また前述のとおり、カスタムベースとビジネスユースと購入層が大きく2種あるので、基本的にカスタム済みの車両はマイナス査定と考えておきましょう。純正部品を保管している場合はすべて純正部品に交換して、部品はヤフオク等で売却した方が賢明だといえます。

 

ジャイロX(UP、キャノピー)とはどんなバイクなのか?

jyrox高年式

1982年に、当初はレジャーバイクの1カテゴリーとしてホンダが発売した3輪スクーターといえばジャイロXでした。

後部のデッキに重量物を積載できる利便性から、途中からは酒屋さんやお米屋さんといった配達用のバイクとして販売実績を伸ばした珍しいバイクで、ホンダの原付きバイク史上でも名作といえるほどのロングセラーですね。

そんなジャイロXは派生モデルとして、後輪とデッキ部分を独立させてさらに重量物を積載できる上、安定性の高いジャイロUP、屋根やワイパーまでも装備したジャイロ・キャノピーという個性的なバリエーションも魅力のひとつといえるでしょう。

このジャイロ・キャノピーは全天候型のビジネススクーターという新しいジャンルを開拓した車種でもあり、都心部を中心に現在でも街中で多く目にするはずです。

またジャイロ・シリーズは、カスタムベース車両としても人気で、ワイドタイヤやボアアップなど手を加え、ミニカー登録して乗るマニアの方も非常に多いようです。

またディファレンシャルギアの内部にロックアップクラッチを装備していたり、原付スクーターとしては珍しくハンドル部にパーキング・ロックを装備と、オリジナルな装備も特徴のひとつです。

ジャイロX(キャノピー)のスペック詳細

車体型式BB-TD01
エンジン水冷2ストローク単気筒
シート高(mm)735
最高出力3.7(5PS)/6500
最大トルク5.6(0.57kgf・m)/6000
燃料消費率(km/L)44.6(30km/h)
車両重量100kg