バルカン400(クラシック)を売るなら知っておきたい査定額と買取り相場

カワサキ

バルカンクラシック

当記事はこれからバルカンを売却予定の方で、「バルカンをもっとも高額で査定する店舗を知りたい!」または「査定時にどんな部分をチェックされるのか知りたい」という方に向けて書いています。

 

国産中型アメリカンを語る上で外せない一台といえば、カワサキのバルカンシリーズといえるでしょう。

正確にいうと1990年には並列のバルカンが発売されていました。ですが実際にバルカン400を不動の地位に引き上げたのは、1995年にフルモデルチェンジされてV型2気筒エンジンになってからだといえます。

またバルカンⅡ、クラシック、ドリフター等、雰囲気の違う派生モデルも充実していたことも人気の理由かと思います。

当然ですがバルカン400を購入する場合、現行生産していないために中古市場を探すことになってきます。

その結果、程度の良いバルカン400は未だにけっこうな金額で取引されているようです。ま、逆に程度の悪い車両の場合、ニーズが少ないので残念ながら査定額は期待できませんが…。

今回はバルカン400をはじめとしたバルカンシリーズ売却時のポイントをいくつかまとめておきます。

以下の記事で売却前にしっかりと愛車売却時のポイントや注意点を身につけて、少しでも高値で売却してください!

バルカン400(クラシック・ドリフター)を売る際の注意点

まず最初にちょっと厳しい話をさせていただきますが、1995年~2003年に生産されていたバルカンシリーズ、古い車両だと20年程度が経過しています。

それにシャドウやドラッグスター等の車種よりも根本的な人気が低い車種には違いありません。よほどの極上車や保管状態の良い車両でないかぎり査定額は期待できないでしょう。

とはいえバルカン・クラシックやドリフターといった派生モデルとなれば今でも中古市場でそこそこの金額をキープしているようです。結果として買取時の査定額もそこそこの数字は狙えるともいえます。

ただ売却先によっては、バルカンシリーズとして一括りに安く査定してくる店舗も無いとはいえません。やはり複数の店舗で査定を繰り返して十分に比較しておきたいところです。

 

バルカン400(クラシック・ドリフター)の中古相場から買取査定額を考える

近い将来、お乗りのバルカン400(クラシック・ドリフター)を売却される方にとってもっとも気になる部分は査定額や買取金額だと思います。

その部分について考えてみたいと思います。

ただ最初に注意しておきたい部分がひとつあります。スマホやパソコンで簡単に査定額を知ることができるネット査定やオンライン査定というサービスがありますが、利用する際には少々注意が必要になってきます。

あの手のネット査定やオンライン査定を提供しているのは買取店舗やバイク販売店が大半です。とりあえず高めの査定額を提示して自社に持ち込んでもらうことが本当の目的…という部分を頭にいれて利用しましょう。

残念ながら現車を確認しない査定では本当の査定額など絶対にわかりません。

実際に出張査定に進んだらネット査定額の半値以下になってしまった…なんて話も頻繁に耳にします。この部分を念頭に入れておきましょう。

 

バルカン400の査定額・買取相場の中心は~5万、ドリフターなら15~20万

そこで中古市場でのバルカン400(クラシック・ドリフター)の価格分布から査定額を考えてみたいと思います。

まずバルカンシリーズは派生モデルが多い上にモデルによって中古価格も大きく違ってきます。

基本的にバルカン400→バルカン・クラシック→バルカンⅡ→バルカン・ドリフターという順で中古相場が高く設定されています。それに伴い買取金額や査定額も大きく変わるので注意してください。

残念ながら低年式のバルカン400、それも1~2万キロ走行となってくると正直、それほどの査定額は期待できません。中古相場でも15万~程度という部分を考えても5万以下で査定されるケースも普通に多いかと思います。

もちろん状態によって結果も変わります。状態しだいでは7万オーバーのケースもあるので念のために複数店舗で査定して確認しておくといいかと思います。

逆にバルカンシリーズで今でもけっこう高値をキープしているのがバルカン・ドリフターです。独特なスタイルが今でも人気が衰えないためか中古相場で30万~60万という年式を考えたら恐ろしく高値で取引されています。

状態がそこそこ綺麗なら15万~20万という数字は十分に射程圏内だと考えられます。もちろん状態によってはそれ以上もそれ以下も考えられますので参考程度に覚えておいてください。

もしバルカン・ドリフターを売却される場合、他のバルカンシリーズといっしょくたに査定する店舗では高額が期待できません。しっかりと他のバルカンシリーズと区別して査定してくれる店舗を見つけることがポイントになってきます。

一方、バルカン・クラシックやバルカンⅡの場合、上記の中間の査定額がベース金額になってきます。もちろん状態しだいではドリフターに近い数字に持ち込めるケースもあります。しっかりと売却先を比較しておきましょう。

 

バルカン400(クラシック・ドリフター)が安く査定されるパターン

カスタムパーツ

では、どんな状態のバルカン400(クラシック・ドリフター)だと相場以下で査定されてしまうのでしょうか?

まずカスタムパーツ関係です。バルカン400に限らず大半のアメリカン車両のオーナーさんは見た目や乗り易さ重視で多少のカスタムはなされているものです。

とくにバルカン純正のプルバックハンドルはけっこうな確率で交換されています。

ハンドル以外にも、ミラー、タンク、マフラー、ハンドルポスト、ウインカー、シート、アクセサリー、グリップ、フェンダー、サスペンション等、バルカンは人気のわりにカスタムパーツが豊富でした。

凝り性の方だと上記の部分におさまらず徹底的にカスタムされた方もおられたかと思います。

ただ残念ながら査定時には基本的にカスタムパーツ類は評価が下がります。とくにトリプルなどは中古市場でも買い手が制限されるので大幅に減額対象になってくるはずです。

ごく一部の希少なカスタムパーツ類や有名ショップでコンプリートカスタムされている車両となれば高評価のケースもありますが、それはあくまでレアケースです。

もし当時の純正部品が保管してあった場合は、査定前に純正部品に戻しておくか、査定時に一緒に提出しておきましょう。

バイク買取店舗だとタダ同然で買い取られるカスタムパーツも、ヤフオク等のネットオークションでは思わぬ高額落札になるパターンもままあります。

そんな意味でもひと手間かけて査定前に取り外して、カスタムパーツは別ルートで処分することをお勧めします。

また事故歴や転倒歴も査定額を大きく左右します。アメリカン車両の場合、軽い転倒でもフォークのアウターケースやマフラー側面、クランクケースカバーにステップ、シフトやブレーキのペダル類等に大きな痕跡を残します。

転倒による傷の目立つ車両は販売価格も当然ですが安くなってきます。査定額もそれ以上に減額されるので覚悟しておきましょう。

またローダウンしたバルカン400の場合、乗り方によってはフレームの下回りに擦れや削れがみられるケースも少なくありません。普段気にしない部分ですが売却時の査定ではフレームのダメージは大きな減額ポイントです。注意しておきましょう。

 

バルカン400とはどんなバイクなのか?

バルカン

1990年代中期、アメリカン・ブーム絶頂であった国産中型クラスに、カワサキが投入した車両がバルカン400でした。たしか1995年だと記憶しています。

じつは1995年のバルカン400登場前にも空冷2バルブ並列2気筒エンジンを搭載したバルカンシリーズは販売されていました。

ですが正直、他社のアメリカン車種よりも地味なイメージが先行したことと、エンジンが並列だったこと等の理由で販売台数はさほど伸びなかったため、1995年にフルモデルチェンジを行いバンク角55度のV型2気筒エンジンを搭載した新しいバルカン400が発売となりました。

その後、派生モデルとしてバルカンIIVN400B型)、バルカンクラシック(VN400C型)、バルカンドリフター(VN400D型)と立て続けに販売しました。

バルカン400(クラシック・ドリフター)のスペック詳細

車体型式VN400A / VN400B
エンジンVN400AE型 399cm3 4サイクル 水冷SOHC4バルブ55°V型2気筒
内径x行程 / 圧縮比62.0mm x 66.2mm / 9.8:1
最高出力(kW/rpm)24kW〔33PS〕/ 8,500rpm
最大トルク(N・m/rpm)32N・m〔3.3kgf・m〕/ 4,500rpm
乾燥重量227kg / 226kg