ヤマハ TMAX(530・ABS)を売るなら知っておきたい査定額と買取り相場

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当ページは「愛車のTMAXを高額買取する店舗が知りたい」または「TMAXの査定額に影響を与える部分を知っておきたい」というオーナーさんに向けて書いています。

 

今日は、国内デビューのずっと前からビッグスクーター市場の話題を集めたヤマハのスポーツスクーター…TMAX売却時のポイントや査定額についてお伝えします。

まるでミッションバイクかと錯覚するほどの、高い剛性感や加速性能、さらにビッグスクーター離れしたバンク角から実現する旋回性の良さ。すべてが高い次元で実現しています。

結果として、これまで走行性能や運動性能が理由でビッグスクーターを躊躇していたユーザーさんを取り込むことに成功したバイクといえます。

そんなTMAXですが、予想以上のヒットとなり現行モデルではTMAX(530・ABS)という2モデルで展開。今でも順調に売れ続けています。

もちろん中古市場でもTMAX・シリーズは人気車種のひとつ。

初代のSJ02Jの場合、けっこうトラブルが多いので微妙かもしれませんが、2代目のSJ04J、3代目のSJ08J、4代目のSJ12Jで状態のよいTMAXとなればそれなりの査定額は期待できるかと思います。

以下のポイントを確認の上、売却前にしっかりと高額査定のコツを勉強して、強気で査定に臨んでくださいね!

TMAX(530・ABS)を売る際の注意点

ではTMAX売却時の注意しておきたいポイントをいくつかお伝えしておきます。

まず歴代TMAXはご存知の通り、初代のキャブ車のSJ02Jに始まり、インジェクションモデルのSJ04J、足回り等を見直されたSJ08J、530ccにボアアップされたSJ12Jと4つのモデルに分けることができます。

基本的に中古でもそこそこの値段で取引されるTMAXですが、初代のSJ02Jはエンジントラブルも多かったために、正直なところ、中古相場もやや低く、それにともなって査定額や買取相場も低いといえます。

というのも、TMAXオーナーさんならご存知だとは思いますが、初代のSJ02Jに関してはカムテンショナーの不具合により、走行中にエンジンが停止するケースが頻発したりと正直あまり評判が良くありません。

購入店やディーラーにてカムテンショナー周辺を改善された車両であれば問題ありませんが、中古購入されたTMAXの場合、オーナーさん本人もハッキリと把握できていない場合も多いかと思います。

残念ながら査定士やメカニックとしても積極的に高額査定はできない…というのが実情だといえます。とくに業者間オークションに流さない販売店舗の場合、保証期間内に大きなトラブルは避けたいところです。

少々厳しい言い方になりますが、初代のキャブ車のSJ02Jを売却される場合は予想以下の査定額だと覚悟しておくべきかもしれません。走行中にカムチェーン付近からカシャカシャ、ジャラジャラという音が僅かでもあれば、念のためショップで確認してもらっておきましょう。

一方、2代目以降のTMAXに関しては基本的に大きなエンジントラブルの可能性は低いです。水冷4ストロークDOHC・直列2気筒4バルブF.I.エンジンのSJ04J以降の車体の場合、消耗部品さえきちんと交換しておけば数万キロ程度なら不具合なく走行できます。

逆にディスクローター、クラッチ、ベルト、フォークオイル、バッテリー、ヘッドライト、シートのヘタリ、タイヤの摩耗という部分が査定額を決めるポイントになってくるはずです。

 

TMAX(530・ABS)の中古相場から買取査定額を考える

車種が車種だけに、ここ数年のTMAX(530・ABS)は別として、たいていのTMAXの場合、そこそこの走行距離を走っているはずです。もちろん中古市場でも数万キロ走行のTMAXは普通に取引されています。その部分は心配要りません。

TMAXの場合、普通のビッグスクーターとは査定基準も微妙に違ってきます。中古市場でも5万キロ以上走行しているTMAXが普通に30万、40万以上で販売されいているので状態によっては十分な査定額は期待できるかと思います。

ただTMAXの中古販売価格を分布をみるかぎり、一般的な車種よりも価格帯が非常に幅広いようで、最安では10万円台から75万オーバーというタマまでまんべんなく流通しています。

つまり走行距離がいくら少なくとも、状態によっては非常に安く買い叩かれる可能性もある…ということは覚悟しておくといいかもしれません。

もちろん年式によって価格帯の中心は微妙に変わってきます。とくに3代目のSJ08J以降の場合、中古車両価格を考えてもそう安く査定されるケースは少ないはずです。

 

TMAXの査定額・買取相場の中心はSJ02J・SJ04Jで15万~25万円、SJ08J・SJ12Jで20万強~40万

では中古車両の価格分布から愛車のTMAXの査定額や買取相場を考えてみましょう。

まず初代と2代目の場合、安い車体は10万円台というタマもありますが、基本的に価格帯の中心は20万~45万辺りになってきます。

もちろんカスタム状態や消耗部品の交換状況にもよりますが、概ね15万~25万では査定してもらえるかと思います。中には保管状況が良い車体の場合、30万オーバーとかも普通に狙える数字だとは思います。

あ、もちろん初代のキャブ車のTMAXで、カムチェーンに問題を抱えていそうな車体の場合、上記の査定額からさらに減額してくるかと思います。やはり査定前に一度点検しておくべきでしょう。

一方、3代目、4代目のTMAXの場合、中古車両の価格自体が大幅に底上げされてきます。中古車両の価格帯も40万~60万程度が中心になってきます。

買取店舗の利益や業者間オークション手数料、メンテナンス費用を差し引いても、おそらく20万強~40万程度の数字が具体的な交渉の中心になってくるかと思います。

もし複数店舗で査定して45万オーバーという数字をゲットできた場合、中古相場から考えてもかなり査定スタッフも頑張っているかと思います。その辺りが限界ではないでしょうか。

 

TMAX(530・ABS)が安く査定されるパターン

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前述のとおり、初代のSJ02J型ではカムチェーン関連のトラブルが頻発したものの、2代目以降に関しては大きなエンジントラブルの噂もあまり聞きません。カムチェーン周辺はもちろん、細部まで見直された結果だといえます。

そのせいか、若干バッテリーが弱いとか、ヤマハ車だけに電装系がイマイチという意見も見受けられますが、基本的に大きなトラブルも少ない優秀なバイクといえるでしょう。

そんなTMAXが安く査定されるケースも少ないかと思いますが、考えられるとすれば消耗部品がきちんと交換されていない車両、大きめの転倒歴のある車両、カスタム内容が行き過ぎた車両…といった感じでしょうか。

そもそもTMAXを購入されたユーザーさんの場合、乗ったら乗りっぱなしという方も稀だとは思いますが、基本的にTMAXはビッグスクーターでなくスポーツバイクです。エンジンから足回り、駆動系までスポーツバイク同様にコマメなメンテナンスが必要な車種といえます。

稀に中型からステップアップしてGマジェやスカイウェイブ等の延長で買い換える方もいますが、ある意味適当に扱ってもトラブルの無く走るビッグスクーターとはカテゴリーが違います。走行性能が高い分だけ消耗部品にも注意しておきたいところですね。

またミッションバイクと違い、スクータータイプの車両はエンジン・足回りほぼすべてが外装部品で覆われています。一度でも派手な転倒歴がある場合、外装部品にけっこう大きなダメージが残るはずです。

TMAXも例にもれずカウル類を買い替えた場合、そう安くありません。外装部品に目立つ傷や割れがみられる場合はそれなりの減額は覚悟しておきましょう。

また、一般的な車種と同様にTMAXの場合も過剰なカスタム車は減額対象となってきます。この場合、査定スタッフやメカニックの裁量による部分も大きいのですが、誰でも知っている有名ブランドのカスタムパーツでない限り確実にマイナス査定となってきます。

とくに中古のTMAXを検討しているユーザーさんの場合、予算面でギリギリな方よりも多少は余裕のある方が圧倒的に多いはずです。ノーマル状態でおとなしく乗られてきた車両をそこそこの価格で購入したいわけです。

マジェスティやスカイウェイブ辺りならばカスタム済み車両でもお得なので欲しい…というユーザーさんもけっこうみられますがTMAXの場合は少々厳しいかと思います。

査定前に確実に純正部品に戻し、交換済みのカスタムパーツは知人に譲るかネットオークションで売却という方法が無難なところだと思います。

どちらにしても、そこそこ高額な査定額は期待できる車種には違いありません。TMAXを購入した店舗に持込むだけでなく、ひとつでも多くの売却先みアプローチするのがポイントといえるでしょう。

 

TMAX(530・ABS)とはどんなバイクなのか?

日本に先立ってヨーロッパで発売され、半年間で5,000台という販売実績を引っさげて日本市場に投入した、ヤマハの本格スポーツ・スクーターといえばヤマハ TMAXです。

マジェスティ・シリーズで成功をおさめたヤマハでしたが、単にマジェスティを大排気量化しただけでなく、外観はスクーターのままでスポーツバイクの走行性能を実現した話題のバイクでした。

これまでのビッグスクーターのイメージを覆す運動性能に、購入層のほとんどが「まるでスポーツ・バイクのようだ」とこちを揃えてコメントすることは皆さんもご存知かと思います。

とはいえマジェスティ等よりもシート下の収納スペースは少なく、単純に使い勝手だけを比較した場合、劣っている…という意見もありますが、そもそもヤマハの公式サイトをみればお分かりの通り、スクーター部門でなくスポーツバイクのカテゴリーに含まれています。

つまりマジェスティ等とは根本的なカテゴリーが違い、外観上、スクーター形状のスポーツバイクだと認識すべきなのかもしれません。

ヤマハ TMAXのスペック詳細

車体型式BC-SJ02J
エンジン水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
シート高(mm)795
最高出力(kW/rpm)28(38PS)/7000
最大トルク(N・m/rpm)44(4.5kgf・m)/5500
燃料供給方式キャブレター
車両重量218kg