メッキパーツの腐食、浮き、剥がれ、曇りは大幅減額!

本記事では愛車の売却前に

「売却予定の愛車のメッキパーツやアルミパーツの状態が良くない」
「査定時にメッキ部分の状態は影響するのか?

そんなオーナーさんに向けて書いています。

今回はバイク査定において見落としがちな部分ともいえる「メッキパーツの状態」について少し突っ込んで解説してみたいと思います。

アメリカン車両やネオクラシカル車両といった、売却予定の愛車にメッキパーツ部分のある方は必見の内容となっているのでかならず売却前に目を通しておいて下さい。

なおメッキパーツ以外のポイントも見落としがちな部分があります。査定前に以下の部分は最低限おさえておくといいかと思います。

塗装面よりもごまかしの効かないメッキパーツ

メッキパーツ

バイク査定時に発覚した場合、予想以上の減額となってくるメッキパーツの錆や浮き、剥がれや曇りですが、皆さんはその理由をご存知でしょうか?

これは結果からいってしまえば、メッキ部は塗装面のように簡単に補修できない…という理由に他なりません。

燃料タンクやフロントカウル、アンダーカウル、シートフェンダー等、正直、塗装面に関しては大抵の傷や割れ、凹みといった部分はなんとかなります。

素人目にはまったく痕跡なく仕上げることが十分に可能ですが、正直、メッキパーツの錆や浮き、剥がれといった症状は基本的に元通りに戻すことはできません。…というか非常に手間のかかる部分なのです。

腐食を防ぐためのメッキパーツが腐食する…

本来、メッキ加工とはベースとなる鉄部の腐食を防ぐために施された加工のこと。

簡単にいってしまえば錆を防止するための加工ということになります。

ただハーレー等の外国製バイクにもメッキパーツが多様されていることもあり、とくにアメリカンやネオクラシカルジャンルにおいては、防錆目的というよりも、車両のもつ雰囲気を演出するために利用されるケースが今では大半かもしれませんね。

そんな防錆目的のメッキパーツですが、やはり保管状態によっても塗膜の長期的な劣化によっても錆や浮き、剥がれはどうしても避けることができません。状況によっては予想以上に早く腐食が進行します。

島国かつ年間を通して湿度の高い日本の場合、5年、10年とバイクを保管する場合、保管状態に相当な注意を払わないかぎり、確実にメッキパーツの錆や浮き、剥がれはやってきます。

ある意味、経年劣化という意味では多少の錆や腐食もデニムのエイジングのようにバイクのアジとなってくるともいえますが、残念ながら売却時の査定ではデメリットしかありません。

多少の腐食や浮き、剥がれならば修理可能ですが、ダメージ具合によってはメッキパーツ本体の交換を余儀なくされます。確実に査定額から減額されるので覚悟しておいて下さい。

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メッキパーツの腐食を予防・解消する

そんな避けることのできないメッキパーツの腐食や浮き、剥がれといった症状ですが、オーナーさんの心がけ次第で最低限におさえることも十分に可能です。

また本格的な腐食や浮き、剥がれや曇りに進行する前に発見し、早期に対処できれば大抵の場合は綺麗に解消できます。

ということで以下にメッキパーツの腐食を予防するポイントとお手軽な解消方法をまとめておきます。

メッキパーツの錆、浮き、剥がれを予防する保管方法

まず結果からいってしまえば、しっかりと調湿された室内ガレージに保管できればメッキパーツの錆や浮きはほぼほぼ予防できます。海岸沿いにお住まいの方は別として酷い腐食に発展するケースはないはずです。

問題は屋外保管の場合になります。

屋根付き駐輪場や完全な屋外保管という場合、大抵の場合はバイクカバーを利用しているかと思いますが、このバイクを保護するはずのバイクカバーがメッキパーツの錆や浮き、剥がれを引き起こしているケースもあるので注意して下さい。

様々なバイクカバーが販売されていますが、防水性や撥水性を重視し過ぎた結果、透湿性の悪いバイクカバー…つまり内部の湿度がこもってしまうバイクカバーが存在します。

実はこの内部の湿度が上昇することがメッキパーツの錆や浮き、剥がれを加速させます。

たしかに防水性や撥水性が悪く、風雨がバイク本体に到達するようなバイクカバーもお勧めできませんが、同様に透湿性が著しく悪いバイクカバーもお勧めできません。

むしろ一時的な雨水によりも継続的に高湿度な状態が続くことがメッキパーツにとってもっとも悪影響を与えるのです。売却予定の方の場合、今更いわれても…と思うかもしれませんが、次回のバイクカバー購入時には慎重に選んで下さい。

初期のメッキパーツの錆、浮き、剥がれを解消する方法

メッキマフラー

まず以下に説明する方法ですが、点々とした錆、全体的な薄い錆、表面の塗膜の曇りといった初期のメッキパーツの錆や曇りを解消する方法になります。

本格的な錆や腐食の場合、完璧に解消することはできないどころか、下手に手を加えると悪化する場合もあるので注意して下さい。

  • まずメッキパーツの腐食部分の埃や汚れを中性洗剤で洗い流す
  • メッキ用くすみとり剤と柔らかいスポンジで優しく磨く
  • 完璧に消そうとせず、ある程度解消されたらウエスで綺麗に磨き上げる

とくに難しい作業ではありませんが、敢えてポイントを挙げるとすれば、どういったメッキ用くすみとり剤を選ぶかという部分かもしれません。

少々割高かもしれませんが、大型バイク用品販売店のケミカルコーナーでバイク専用のメッキ用くすみとり剤を利用しても構いませんし、コスパの良い商品としてはホームセンター等のキッチン用品なんかにも同じようなメッキ用くすみとり剤は見つかるかと思います。

基本的に研磨剤、脂肪塩酸、光沢付与剤…といった成分が配合されていれば同様の効果が期待できるかと思います。

錆は落ちても塗膜を落としすぎればさらに錆やすく…

また一般的なメッキパーツ表面にはクリアの塗膜が存在しているので、錆を落とすことに夢中となって塗膜全体も落としてしまわないように注意して下さい。

クリアの塗膜なので確認しづらいですが、塗膜が落ちたことで腐食や浮き、剥がれが再発しやすい状態になります。完璧に消し去るよりもある程度改善されたら程々でやめておく方が良い場合もあります。

売却前に愛車を洗車される方は多いですが、メッキパーツも中性洗剤やバイク用洗剤で洗いあげておしまいの方が大半です。

実践してもらえばお分かりかと思いますがメッキパーツが新車のように輝いているだけで愛車の印象もアップして査定額アップにもつながるはずです。

ひと手間かけるだけで大きく印象の変わる部分だけに、ぜひとも査定前に以下の部分とともに点検し、事前に対処しておきましょう。

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査定基準と減額
バイクを売るなら高く!! 店舗選びと査定の罠
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