ゼルビス(MC25)売却時の査定額と買取リのポイント

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ゼルビス

「愛車のゼルビスを高額買取する店舗はどこなのか?」「ゼルビス査定時に減額されやすい部分を知っておきたい」当記事はそんなオーナーさんに向けて書いています。

 

今回は、1991年に登場したホンダのVツインエンジン搭載のツアラーモデル、ゼルビス(MC25)売却時の注意点や査定額について書いてみたいと思います。

当時はピークは超えたもののレーサーレプリカブームの真っ最中…ツアラーの250なんてニッチなジャンルのバイクなど売れるのか…と誰もが考えていました。

しかしVT250FC(MC08)、VT250FG(MC15)、VT250スパーダ(MC20)と進化を続けたホンダの水冷4ストDOHC・V型2気筒を搭載していること、前傾がきつくないポジションなため長距離ツーリングも快適にできるということが評価され、そこそこ販売台数を伸ばしました。

またVT250スパーダ(MC20)よりもパワーダウンはしたものの、エンジン特性をトルク重視に変更した部分も多くのビギナーさんに支持されたポイントかと思います。

残念ながらホンダの予想したほどのセールスを伸ばせなかったこともあり1996年に生産終了となりましたが、16Lの大容量燃料タンク・シート下の大容量収納スペース・大量の荷掛けフック等がコアなユーザーさんに人気で中古市場でも価格は安定しています。

売却先によって査定額がけっこう変わるタイプの車種です。じっくりと査定額を比較してから判断して下さい!

ゼルビス(MC25)の査定額と買取相場

1991~1996年という6年間にわたって生産されていたゼルビス(MC25)の場合、MC33型のVTRに切り替わる直前の最終モデルでもじつに20年以上が経過しています。

コアなユーザーさんが多いゼルビスとはいえ20年落ちの車両です。

それほど高額な査定額は期待しないで査定に臨んでもらった方がいいかと思います。

全国の中古ゼルビスの取引相場をみるかぎり、年式問わず15~35万というのがゼルビスの価格帯の中心なようです。

中古市場の価格から考えても最安だと7~8万、極上車でも15~20万というのが査定の中心になるでしょう。

保管状態によっては5万以下のケースも…

だあくまで参考査定額になります。異音や白煙の目立つ車両、外装が劣悪な状態の車両となれば普通に5万以下という査定額も十分にあるのでお忘れなく。

逆に走行距離の少ない室内保管の極上車なら20万を超える可能性も無くはありませんが、正直、厳しいかと思います。

また、中にはホンダ車の中でもマイナー車両ということでプレミア価格で査定してもらえるのでは…といった考えの方もいるようですが、残念ながら中古市場はそれほど甘くありません。

車体が少ないのは事実ですが、それ以上に購入希望者の少ない車種がゼルビスなのです。

ある意味、需要と供給のバランスがとれているので高くも安くもならない…というのが実情です。逆に不人気車のわりにはそこそこの金額が期待できるとポジティブに考えてください。

 

ゼルビス(MC25)を少しでも高く査定してもらうには

まずエンジン関係で大きなトラブルや故障の少ないMC25型のゼルビスです。

査定士やメカニックもその部分は重々承知なのでVT250スパーダやVTR250同様、査定時に普通に始動できて吹け上がれば減額はありません。

むしろ弱点といえる電装系あたりのチェックの方が厳しいかと思います。

この頃のホンダの水冷4ストDOHC・V型2気筒の場合、けっこう頻繁にレギュレータ関連のトラブルがみられて出先でエンストしてショップに持込む事例がみられました。始動性がイマイチ、バッテリーが急激に弱くなった場合、電装系を一度確認しておくといいかもしれません。

またノーマル状態で乗られる方の多いゼルビスですが、中にはサイレンサー等のライトカスタムをされている車体も少なからず見受けられます。

もちろん社外マフラーのまま査定に臨んでも構いませんが、純正部品を用意していない限り査定額は安くなることは覚悟しておいて下さい。余裕があれば査定前に純正部品に戻しておいて下さい。

とくにゼルビスといった車両では、中古市場でもフルノーマル状態を探されている方が大半です。高額なカスタムパーツでも残念ながらマイナス評価にしかなりません。

むしろ純正部品に戻して社外マフラーをヤフオク等で売却した方が実入りが大きいのでお勧めします。

 

ゼルビス(MC25)査定前のチェック事項

フォークチェック

ほぼノーメンテナンス状態でもぶっ壊れないホンダの水冷4ストDOHC・V型2気筒の場合、基本的にエンジン関係は異音や始動性に問題なければスルーされても構いません。

むしろカウル類やシート、燃料タンクといった外装パーツ、そして足回りのヘタリや劣化等を中心に点検しておかれることをお勧めします。

ゼルビスのような絶対数の少ない車体の場合、中古パーツとして流通している外装パーツも非常にレアになっています。

程度の良い中古パーツはなかなか見つかりにくい状況なので、買取側もできることならパーツ交換無しで販売したいのが本音です。

よってフロントカウル、アンダーカウル、シート、燃料タンクに大きなダメージの無い車体ほど高額で査定されやすいのは言うまでもありません。

小傷や紫外線による軽い退色であれば事前にケミカルやコンパウンド、コーティング処理によって解消できます。また状況によっては状態の良い中古パーツをネットオークション等で用意することも可能です。

エンジンが頑丈な分、足回りのチェックが厳しくなることも

また20年以上が経過したゼルビスの場合、大掛かりなオーバーホールがなされた車体は別として、確実に前後のサスペンションは消耗部品が劣化してヘタっています。

保管状態が劣悪な場合、インナーチューブのメッキに腐食が発生しているケースもあるかと思います。もちろんインナーチューブの腐食やオイルシール、ダストシールの劣化、ヒビ割れ等は容赦なく減額されます。

リアサスの場合、明らかにオイルが劣化してダンパーが発揮されずにフワフワした状態だったり、長期間の保管によってスプリングが縮んでしまっている場合、跨ってみてキーキー音やキコキコ音が確認されれば減額になります。

原因はいろいろですが、中には単純に樹脂パーツのグリス切れやオイル切れというケースもあります。大した出費もなく解消できるケースも多いで査定前に試しておいて下さい。

なお最後になりますが、査定時に強気で交渉を進めるためにも最低限、以下のポイントだけは事前に点検・改善しておいて下さい。これだけで査定時の流れもこちらのペースで進めることができますよ!