バイクの長期保管で注意すべきポイントと保管明けのチェック項目

「これからしばらく愛車に乗れないので、長期保管しておきたい」「長期保管明けにトラブルが出ないように愛車を保管したい」 当ページはそんなオーナーさんに向けて書いています。

 

こんにちは、管理人のキャプテン・バイクセルです。

長いことバイクに乗られている方、または複数台のバイクを所有している方は何らかの事情でバイクを長期保管しなければならないケースもあるかと思います。

そこで今回、長期保管明けのトラブルを最低限に抑える保管方法について詳しくお伝えします。

ちなみに、以下の個別ページでも保管方法や保管場所について書いています。よろしければあわせて参考にしてみてください。

参考ページ:バイク売却前の理想的な保管方法売却前のバイクを泥棒から守る!盗難対策と効果のある盗難予防グッズ

また、長期保管後に乗り続けるかわからない車両等の場合、保管前に売却されたほうが確実に高額で買い取ってもらえます。

どんなバイクでも、乗らない期間が長ければエンジンも外装も徐々に悪化します。

結局は長期保管後に売却されるかもしれない場合、思い切って保管前に売却するという決断も賢明かもしれません。

その際は、以下の流れに沿ってしっかりと愛車にあった売却先を選んでください。参考までに管理人が実際に利用してお勧めできる売却先をピックアップしておきます。

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バイクに負担をかけない保管方法

バイク長期保管

長期保管のポイントは、保管前にひと手間かけて長期保管明けのトラブルを予防することと、長期保管後に各部をしっかりと点検することの2点になります。

まずは長期保管前に注意してもらいたいポイントを以下にまとめておきます。他にもいろいろとありますが、最低限、以下の項目だけでも実践してみて下さい。

  1. 燃料タンクはなるべく空にしておく
  2. バッテリーは取り外して保管、もしくはコネクタを経由して充電機に接続しておく
  3. 車両にあったバイクカバーをできれば2枚重ねで被せる
  4. サイドスタンドの下にベニヤ板等をしいておく

燃料タンクは空にする

ダエグ タンク

基本的にキャブレター車の場合、燃料コックをOFF にしてフロート室のガソリンも抜いておきましょう。

また、燃料タンク内に中途半端なガソリンが入っていると、長期保管中に燃料タンク内に水滴が発生して錆や腐食の原因となります。 できれば燃料タンクのガソリンを空にしておくか、ガソリンを満タンにしておいてください。

バッテリーを取り外しておく

長期保管中に自然放電してしまうバッテリーは、できることなら車両から取り外して常温の室内で保管しておきましょう。

取り外しておくことでバッテリーが無駄に放電せず、常温の室内保管によって、バッテリーの寿命も長持ちします。

また、愛車のバッテリーにコネクタを接続している方は、常にバッテリーの充電状態を満タンにしておけるトリクル充電器につないでおいても良いでしょう。

バイクカバーを2枚重ねでかぶせる

バイクカバー

通常は単体で使うバイクカバーですが、雨風や紫外線から保護する意味でも、できれば二枚がさねでかぶしておいてください。

バイクカバー1枚の場合よりも確実に防水性もアップし、紫外線の保護効果も期待できます。

また二枚重ねることで、単体の場合よりも風によるバタつきも軽減されます。

長期保管中に、バイクカバー内に砂や埃が舞い込み、バイクカバーのばたつきによって外装関係に無数の小キズができてしまうケースも目立ちます。

高級バイクカバーでなくても構いません。サイズの合ったバイクカバーを二枚用意しておきましょう。

サイドスタンド下にベニヤ板を敷いておく

保管場所が土や芝という方の場合、雨風よって地面がぬかるみ、サイドスタンドが埋まってしまい車両が倒れるケースもあります。

また、ガレージ保管の方の場合、コンクリートの床にサイドスタンドのサビ跡が残ったりします。

 

長期保管後の各部の点検

前述のようにしっかりと長期保管を行っても、保管期間が長い場合、バイクにはそれなりの負担がかかっています。

タイヤの空気圧からバッテリーの状態、ブレーキの効きやランプ類と思わぬ部分に不具合が生じている可能性もあります。

以下に長期保管後にチェックしておきたい項目をまとめておきます。

  1. バッテリーを満タンにする
  2. ランプ類ヒューズ電装系をチェック
  3. アクセルワイヤーやブレーキワイヤーの動作確認
  4. エンジンオイルの残量と汚れの状態
  5. チェーンやスプロケットの消耗具合
  6. タイヤの空気圧と溝の状態やサイドウォールのヒビ割れ

バッテリーを満タンにする

トリクル充電器につないでいた方は別として、バッテリーを車体から外して保管していた方は、復活させる際に必ずバッテリーの状態を点検し満タンにしておいてください。

数ヶ月程度の長期保管であっても、確実に自然放電によってバッテリーの状態は弱っています。 交換は不要かと思いますが、しっかりと専用の充電器で満タンにしておきましょう。

アクセルワイヤーやブレーキワイヤー

ワイヤー確認

ヘッドライトやウインカー、ブレーキランプやストップランプといったランプ類を確認しておきましょう。

長期保管前場問題なかったとしても、長期保管中にフィラメントが切れてしまう場合もあれば、ワイヤーやハーネス類の接触不良というケースもあります。

安全にそうこうするためにも、必ず復活時にはランプ類とヒューズ類のチェックを行いましょう。

保管前にはスムーズだったアクセルワイヤやクラッチワイヤーも、保管中にグリスが切れてワイヤー類が渋くなっている場合もみられます。

完全に伸びきっていない場合は、交換は必要ありませんがグリスアップは行っておきたいものです。

エンジンオイルの残量と汚れ

また保管前には綺麗だったエンジンオイルも、保管中に減少している場合もあれば汚れてしまうケースも見られます。

エンジンオイルは鮮度が大切です、それなりの長期保管の場合は走行する前に必ず交換しておきましょう。

チェーンやスプロケットの状態

一昔前のチェーンにくらべ、最近のシールチェーンは高性能とはいえますが、決して錆ないワケではありません。保管状態によっては簡単に錆びや腐食が進行します。

保管中にサビでしまったり、固着してしまった場合は、走行前にしっかりとグリスアップしてください。

タイヤの空気圧と溝の状態やサイドウォールのヒビ割れ

タイヤ

頻繁に乗っている時期よりも、長期保管中はタイヤの空気圧が減りやすい状態です。

長期保管明けには、必ず前後のタイヤの空気圧をチェックし、車両に記載されている適正空気圧に戻しておいてください。

また保管している期間が長い場合、タイヤの劣化が進行してサイドウォール部にひび割れが生じている場合もあるでしょう。

トレッド面と違い、どんなタイヤのサイドウォール部分は脆いので、その状態での走行はお勧めできません。

またトレッド面が完全に硬化している場合、本来のグリップ性能を発揮できないために危険な状態です。どちらにせよ復活時には早めにタイヤ交換されることをお勧めします。

と、ここまで長期保管のポイントを解説してきましたが、基本的に長期保管によってバイクの状態は悪化します。

どんなに保管状態を注意したところで、ゴムパーツや樹脂パーツが劣化しますし、各部の錆や腐食も進行します。

当サイトでは何度もお伝えしていますが、もし長期保管後に売却を考えている場合は、保管前に売却した方が賢明だと思います。 また長期保管前に無料査定だけでも受けておかれることも合わせてお勧めします。