査定時にチェックされるタイヤとホイールの状態

「売却予定の愛車のタイヤの消耗が激しい」
「売却する愛車のホイールに歪みや変形がみられる」

当ページはそんなオーナーさんに向けて書いています。

今回は査定士やメカニックから見てもっとも減額しやすい部分、また査定時に減額されると大きな部分であるタイヤやホイール関連について詳しくお伝えします。

一昔前とくらべ、最近のタイヤはハイグリップ化、ラジアル化したことで価格も高額になってきました。

またリッターバイクや中型ロードスポーツ、アメリカン・クルーザータイプとなればタイヤサイズも幅広でそれなりの価格が想定されます。

それだけに、査定時に交換が必要と判断された場合、予想以上に大きな減額となってくる部分の代表格といえますね。

査定前にしっかりとタイヤやホイールの状態を点検し、必要であれば事前交換も視野に入れておいてください。

ちなみにタイヤやホイール以外の部分に関しては以下の個別ページで詳しく解説しています。よろしければこちらのページも一読されることをお勧めします。

参照:査定額に大きな影響を与えるフレームの変形と損傷査定時にチェックされるブレーキの摩耗状態、査定前にチェックしておきたいリアサスペンションの状態

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タイヤの状態で分かる乗り方や保管状態

ディスクローター

査定士やメカニックがタイヤをチェックする際、チェックするのは消耗具合だけではありません。タイヤの状態からバイクの乗られ方や保管状態までをチェックしてきます。

仮にタイヤの磨耗具合はそれほどでなくともトレッドにひび割れがあったり、トレッドパターンの角が削り取られているケースもあります。

そんな場合、頻繁にタイヤをロックさせたり急発進など、かなり手荒に乗られていたことが推測されます。

そんな車両の場合、たいていはタイヤだけでなくエンジンや足回り等にもそれなりの負担がかかっているかはずです。

つまり査定時やメカニックとしては、普段以上に入念に各部をチェックする必要がある・・・ということに他なりません。

タイヤの消耗よりも重大な耐用年数

また、同様にタイヤの状態から保管状態を推測することもできます。

一見トレッドの状態も良く、味噌も十分に残っているタイヤでもサイドウォールの部分にひび割れが生じている場合、保管状態が悪かったことバス推測されます。

しっかりと調湿された室内保管と紫外線ダメージの大きな屋外保管では、タイヤの劣化速度も違うために、耐用年数もかわってきます。ご注意ください。

基本的に製造年月日から3年から4年は耐用年数だと言われていますが保管状態によっては早まります。

屋外保管のような直射日光や雨風の当たるところに保管していた場合、ガレージ保管に比べ数倍早く劣化します。

とくにサイドウォールには要注意です。

どんなタイヤでもトレッド部分に比べ、サイドウォール部分はもろく劣化も速いのが特徴です。

またトレッド部分よりも弱いサイドウォール部にひび割れが生じた場合、そのまま走行するのは危険なために確実に交換が必要となってきます。

タイヤの偏摩耗も確認しておく

そしてタイヤ関連で最も見落とされがちなのが、タイヤの偏摩耗になります。

特にフロントタイヤによく見られますが、真正面から見て左右どちらかだけが減っている状態ではありませんか?

微妙にホイールバランスが狂っている場合、ほんの少しフロントフォークがねじれているだけでもタイヤは簡単に偏摩耗します。

偏摩耗したタイヤの場合、低速走行では気づかなくとも、ある速度域に達すると急にハンドルが振れたりコーナー中の挙動が不安定になってきます。

これは充分にトレッドの溝が残っていても、事故や転倒につながるため非常に危険な状態です。

買取店や販売店も売却前に交換が必要となるのでその分だけ減額されることは覚悟しておいてください。

原付きや原付二種にみられがちな片減り

また原付スクーターや原付二種によく見られるのですが、路肩ばかりを走行することでタイヤの右側だけが変磨耗するケースがあります。

基本的に査定時に減額される場合、新品の定価をベースとしたタイヤ代が減額されます。

原付スクーターや原付二種の場合、比較的安価にタイヤ交換ができるため、片減りや消耗が激しい場合は思い切って査定前に交換しておいた方が賢明かもしれません。

タイヤの耐用年数は3年から4年

また忘れがちですがタイヤには耐用年数というものがあります。

サイドウォール部に記載されている製造年月日から3~4年以上経過している場合、本来の性能を発揮できません。

厳しい査定士やメカニックの場合、そのあたりを突っ込んで減額してくるケースもあります。 製造年月日をチェックして5年から10年も経過しているタイヤの場合、トレッドの溝に関係なく交換時期だと言えます。

ホイールの傷や変形も要注意

レーサーレプリカやロードスポーツ系の車両の場合、扁平率の高いホイールを履いていると思います。

こういった扁平率の高いホイールの場合、比較的、軽い転倒でもホイールに傷がつきやすく不注意で縁石にぶつけただけでも、簡単に傷がついてしまいます。

擦り傷程度なら減額となりませんが、へこみや曲がり歪みが生じている場合、エアが漏れる可能性もありホイールバランスも間違いなく狂ってきます。

また、中古で購入する予定のユーザーさんもホイールに傷がついている場合、そこに支障が出るかと思い購入を躊躇される方もいます。

それだけ買取側としては販売価格を安く設定することになるために、その分だけ査定額も安くなることは覚悟してください。

一方、スポークホイール車両の場合、歪みや凹みよりもスポークの緩みや変形が厳しくチェックされます。

本格的にオフロード走行してきた車両や振動の大きく走行距離の多いクラシカル車両の場合、スポークの緩みやリムの変形も見られます。

交差しているスポークを数本ずつ 掴みながら、ゆるんでいるスポークを発見したら締め直しておいてください。

本格的なホイールの振れをとるのはショップに依頼する必要がありますが、査定前に緩みをとる程度なら、ニップル回しを用意すればユーザーさんでも十分に可能ですよ。

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